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谷川岳について

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○高山植物と樹木

 谷川岳は雪が多く日照時間が少ないため、谷川岳東面の沢沿いには夏でも多くの残雪が見られます。そのため2,000mに満たない中級山岳地帯では珍しい特殊な地形を形成しています。本来ならブナなどの広葉樹林帯から針葉樹林帯、さらに灌木樹林帯へと分布していくのが普通ですが、谷川岳では広葉樹林帯から針葉樹林帯を一気に飛び越し、灌木樹林帯へと分布しています。
 谷川岳でよく見られる広葉樹は、ミズナラ、ダケカンバ、ナナカマド、ブナなどです。また、代表的な灌木樹はミヤマホツツジ、ムラサキヤシオツジ、コメツツジなどが多く生育しています。
 谷川岳は森林限界がおおよそ1,500m前後と低いため3,000m級の北アルプスと同様、数多くの高山植物が見られます。
 厚い雪に覆われていた稜線も4月頃には山肌を少しづつ見せ始めます。6月になれば谷川岳の植物は待ちかねていたように一斉に開花します。
 谷川岳には次のような高山植物が見られます。
 ミヤマシシウド
 シラネニンジン
 ハクサンフウロ
 クルマユリ
 ジョウシュウオニアザミ
 ニッコウキスゲ
 シャクナゲ
 オオバギボウシ
 オタカラコウ
 
 また、オキの耳附近の岩綾地帯にはエーデルワイスによく似た上信国境のみに生育する固有種ホソバヒナウスユキソウが見られます。